受注処理にかけていた毎日の2〜3時間が、ほぼゼロに。GREEN SPOONが「物流から会社に貢献できる」体制をLOGILESS×物流代行で実現

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もくじ

企業情報

企業名株式会社Greenspoon
事業内容冷凍ヘルシーミール「GREEN SPOON」の企画・製造・販売
ECサイトGREEN SPOON(https://www.green-spoon.jp/)
お取り扱い商材スムージー、スープ、サラダ、メインディッシュ、ライス&パスタ、DELI BENTOなど
販売方法自社EC(サブスクリプション)、楽天、Amazon、LINEギフト、など
サービス開始時期2020年3月
LOGILESS導入時期2022年10月
導入前の課題・受注データをCSVに落として出荷元に出荷指示を送る作業に毎日2〜3時間を要していた。
・在庫を一元管理できておらず、棚卸精度が十分に担保できていなかった。
・受注からお届けまでのリードタイムが最短9日かかっていた。

導入後の効果
・受注データの手作業がほぼゼロになった。
・棚卸精度が90%以上に向上し、在庫を一元管理できるようになった。
・注文からお届けまでのリードタイムが最短9日→4日に短縮し、コンバージョン率にもポジティブな影響を与えている。
・同梱施策の企画から実装まで1ヶ月→1週間に短縮することができ、攻めの施策へも活用できている。

取材者プロフィール

株式会社Greenspoon

塩澤 史也 様

2020年8月にジョインし、原材料の調達・仕入れ交渉、B2B営業、楽天・AmazonなどECモールの立ち上げと運用など幅広く経験。2024年10月より全チャネルの物流責任者として、B2C・B2B双方の物流を統括。

本記事はこんな方に役立つ内容です

  • 「物流代行」を検討している、あるいは利用中の方
    • LOGILESSを活用して、物流代行業者との連携を自動化した事例です。
  • ECの受注処理に1時間以上かかっているEC事業者の方
    • 受注処理を自動化し、最小限の確認以外は自動化に成功している事例です。
  • EC事業をさらに伸ばしていきたいと考えている方
    • 物流体制を見直すことで、出荷キャパシティを拡大し、売上や顧客満足度の向上にも成功している事例です。

LOGILESSを導入するまで

食を通じたセルフケアを、サブスクリプションで。コロナ禍の追い風を受けて急成長

―はじめに、GREEN SPOONについて教えてください。

塩澤様:株式会社Greenspoonは、冷凍ヘルシーミール「GREEN SPOON」の企画・製造・販売を行っています。「忙しい毎日の中でも、自分のカラダに必要な野菜やフルーツを、美味しく・手軽に摂り続けてほしい」というコンセプトで、スープ・メインディッシュ・サラダ・スムージー、ライス&パスタに加え、昨年12月には「DELI BENTO」もリリースして、現在は全6カテゴリーを展開しています。主にサブスクリプションでご自宅にお届けする形でして、2020年3月のサービス開始から今年で7年目を迎えました。

―塩澤様はどのような業務を担当されてきたのですか?

塩澤様:2020年にジョインしたのですが、最初は原材料の調達や仕入れ先との価格交渉などの業務からスタートしました。その後はB2Bの営業として法人向けの新規開拓をしていたのですが、新規獲得の間口を広げようということになり、楽天・AmazonのECモールの立ち上げや運用も担当することになりました。2024年10月からは、B2C・B2Bを含めた全チャネルの物流責任者になりまして、物流として会社にどう貢献できるかを考える立場になりました。

LOGILESS導入前の課題

毎日2〜3時間の受注処理と、一元管理できない在庫

―創業時から携わっていると思うのですが、LOGILESS導入前の物流体制はどのようなものでしたか?

塩澤様:LOGILESSを導入する前は、製造拠点が出荷も担ってくれていました。今より出荷件数も少なかったのですが、それでも受注処理に毎日2〜3時間かかっていましたね。毎日朝来たら、自社サイトや楽天、Amazonの受注情報をそれぞれCSVで取り込んで、注文内容や備考欄などを見ながらデータを加工して、出荷指示を送って…というのを手作業でやってましたね。休み明けの月曜などはデータ量も多かったのでとても大変でした…

―なるほど、それは大変ですね…何時までに送らないといけないという時間制限もありますしね。在庫管理についてはいかがでしたか?

塩澤様:当時は正確な在庫管理が難しかったです。理論在庫と実在庫で100〜1000個単位のズレが出ることも珍しくなくて。在庫を確認したいときは都度その拠点に棚卸しを依頼していたのですが、そのたびに時間も費用もかかっていましたね。

―ツールがないと在庫管理は難しいですよね。貴社のビジネスですと、同梱施策も重要かと思うのですが、その辺りはいかがでしたか?

塩澤様:そうですね、サブスクビジネスなので同梱施策は重要です。当時は同梱ルールが5〜10パターンほどあって、マニュアルを整備して、毎週出荷元とすり合わせながら対応してもらっていました。それでも、同梱漏れなどのミスが出てしまうことがありました。当時の出荷指示書では同梱の内容がわかりづらかったというのも原因の1つだったと思います。

LOGILESS導入の決め手

製造・出荷体制の全面刷新にあわせ、受注管理(OMS)と倉庫管理(WMS)が一体型のシステム(LOGILESS)を選択

―LOGILESSを導入した経緯を教えてください。

塩澤様:事業の成長に伴って、製造・出荷のキャパシティが限界に近づいてきたため、物流体制を刷新することになりました。コンサルティング会社に相談をしたところ、新しい物流倉庫と一緒にLOGILESSを紹介してもらいました。

―LOGILESSを選んだ決め手は何でしたか?

塩澤様:初めてのシステムだったため、あまり詳しくなかったのですが、受注管理システムと倉庫管理システムを別々のシステムで使うよりは、一体型になっている方がデータのやり取りやコミュニケーションをする上でも良いだろうなと思いました。後は、私たちが抱えていた課題を解決できるのか擦り合わせたところ、問題なさそうだったのでLOGILESSにしました。

LOGILESS導入後の変化

毎日2〜3時間の受注処理が、ほぼゼロに。人が必要な作業にだけリソースを投下

―導入後、受注処理の課題は解決しましたか?

塩澤様:これは劇的に変わりましたね。以前は毎日2〜3時間かけていた作業が、ほぼゼロになりました。自社サイトだけでなく、楽天やAmazonで受注したデータも自動的に処理されて、問題のない注文はそのまま倉庫へ「出荷待ち」のステータスとして共有されるようになりましたので、何もしなくて良い状態になりました。その後、倉庫側で「作業中」から「出荷済み」と遷移していくので、作業の進捗もわかりますね。

―それは良かったです!ただ、確認が必要な注文も一部あると思いまして、その部分はどうしても人手が必要かと思うのですが、どのように対応されてますか?

塩澤様:そうですね、例えば住所の不備など人による確認が必要な注文は1日20〜30件ほどありますかね。これらの注文は自動的に倉庫に送られるのではなく、「確認待ち」の状態として止まるようになっていて、CSチームが確認対応をしてからステータスを進める流れですね。

在庫の一元管理を実現。在庫不足や在庫ズレの不安を払拭

―受注処理については、どうしても人が必要な業務だけに工数を割くようになっているということですね。在庫管理の面はいかがでしょうか?

塩澤様:導入前は棚卸の精度があまり高くなかったのですが、今では90%以上になりました。実在庫とデータのズレがほとんどなくなって、「今何個あるか」がリアルタイムで把握できるようになりました。セールの前に棚卸しをお願いしたり、在庫不足の不安がなくなったのは大きいですね。今では、LOGILESSで全ての在庫を一元管理できている状態です。

複雑な同梱指示をマクロで自動化。施策の実行スピードも1ヶ月→1週間に

―同梱施策についても課題はあったかと思うのですが、こちらも改善しましたか?

塩澤様:そうですね、LOGILESSに変えたことで、やりたい同梱施策をどんどんできるようになり、施策を展開するまでのスピードも速くなりました。以前はどうしても現場の負担を考えて、同梱施策の数を制御しなきゃいけない部分もあったのですが、LOGILESSのマクロ機能を使うことで、同梱内容を出荷指示書にわかりやすい形式で自動的に反映できるので、現場の負担を最小限に展開できるようになりました。新しい施策を試すときはLOGILESSのテスト環境で事前に動作確認してから本番に反映するので、品質の担保もしやすくなっています。

―それは良かったです!どんな同梱施策を行っているのか少し教えてもらえますか?

塩澤様:例えば、「定期購入2回目以降のお客様に特定のチラシを1枚同梱し、すでに受け取ったお客様には次回以降は入れない」といった条件を、顧客マスタの情報と組み合わせてマクロ機能で自動制御しています。慣れると複雑に感じないくらいですが、導入前はかなり苦労していました。後は、母の日などのイベントに応じたキャンペーンだったり、ラッピングなどの変化をつける時にも活用していますね。

―教えていただきありがとうございます!サブスクモデルということもあり、同梱施策はより重要ですよね。施策の実装スピードも変わったとのことですがどうしてでしょうか?

塩澤様:以前はExcelやCSVでの処理をメインにしていたので、新しい同梱施策の条件を満たすデータを作るためにスクリプトなどをエンジニアに開発してもらう必要がありました。そのため、企画から実装まで1ヶ月程度かかることもありましたね。今はLOGILESSのマクロ機能で社内のメンバーがノーコードで同梱の条件設定を組めるので、企画から1週間以内で実装できるケースもありますね。

配送リードタイムが9日→4日に。「楽天最強配送ラベル」への対応も実現

―受注処理が自動化され、倉庫への出荷指示のスピードも早くなったかと思うのですが、配送リードタイムへの影響もありましたでしょうか?

塩澤様:そうですね、とても速くなりましたね。以前は受注からお届けまで最短9日かかっていたところが、今は最短4日でお届けできるようになりました。早いだけでなく、サイト上でのお届け日の選択肢が広がったことで、実際のコンバージョンレートにもポジティブな影響が出ています。

―リードタイムの短縮にも貢献できているとのこと嬉しくおもいます!「楽天最強配送ラベル」も取得されていますね。

塩澤様:そうですね。LOGILESSと倉庫の連携で、午前中までに受注した注文をその日のうちに出荷できる体制が整いましたので、「楽天最強配送ラベル」を取得できるようになったのも、この自動化があってこそかと思います。

空いた時間で、物流担当者の仕事が「作業」から「戦略」へ

―手作業による時間が削減されたかと思うのですが、塩澤様ご自身の働き方も変わりましたか?

塩澤様:変わりましたね。毎朝の受注処理の時間がなくなった分、倉庫に足を運んで現場を確認したり、マーケチームの施策に物流の観点からアドバイスしたりと、より戦略的な動きに時間を使えるようになった実感があります。週1回か月1〜2回は倉庫に行くようにしていて、倉庫担当者さんとのコミュニケーションに時間を使えるようになりました。

―物流担当者の役割が変わってきたということでしょうか?

塩澤様:物流って守りのイメージがどうしてもあると思うんですが、LOGILESSを入れてからは「物流から会社の成長に貢献する」という動き方がよりできるようになっています。サービスチームやマーケチーム、デザイナーなど様々なメンバーがやりたいことに対して、物流として何ができるか・できないかを一緒に考える立場になれているのが、今は嬉しいですね。

今後の展望

―GREEN SPOONとしての今後の展望をお聞かせください。

塩澤様:競合サービスも多い中で、新規のお客様をしっかり獲得しながら、継続してもらうためのより良いサービス展開を続けていくことが前提にあります。新商品・新カテゴリーの拡充はもちろん、お客様が飽きないような取り組みを続けていきたいですね。

―最後に、LOGILESSへの今後の期待をお聞かせください

塩澤様:引き続き使い続けていきますし、さらに進化していくことへの期待も大きいです。LOGILESSさん側もさらなる進化を目指していると聞いているので、一緒に成長していけるのが楽しみです。運用面でいうと、加工指示の一括処理や、ロット番号別の在庫確認など、より日々の作業を楽にしてくれる機能の拡充にも期待しています。

―ありがとうございます。弊社も進化を続け、もっと貢献できるように、まさに「物流から会社の成長に貢献できる」ように努めてまいります。引き続きどうぞよろしくお願いします。

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