検針

検品作業の一種で、完成した洋服に、ミシンの針や待ち針の抜き忘れなどの異物が混入していないかを確かめる作業のこと。

針が残ったままお客様のもとに商品を届けてしまうと、クレームが発生するだけではなく、お客さまが怪我をしてしまうなど安全性の観点でも大きな問題となるため、アパレル商材を扱う工場では欠かせない作業である。

本来であればメーカー側が行う作業であるが、特に海外生産の商品の場合など、物流倉庫に依頼して検針を行ってもらうケースもある。

なお、目視では発見することが難しい場合もあるため、検針の際には「検針機」を用いることが多い。他にも、X線検査機や金属探知機を用いた検針の方法もある。