2025年11月20日(木)、第二回となるLOGILESSユーザー交流会を開催いたしました！
今回は「LOGILESS APIの進化と新機能」をメインテーマに、API活用事例や待望の新機能、そして最新の物流トレンドについて、開発チームやサポートチームも交えての開催となりました。
当日の様子と、セミナーのハイライトをご報告させていただきます。
- 日時：2025年11月20日(木)
- 内容：
- LOGILESS API活用・新機能紹介セミナー
- ユーザー懇親会
セミナーレポート：LOGILESS APIの進化と新機能が示すデータ活用
セミナーパートでは、LOGILESSの活用をさらに深めるための「API連携」の最新トレンドと、ユーザー様の課題を解決する「新機能」について解説しました。
LOGILESS APIの活用トレンドと進化
LOGILESS APIの申請件数は、2020年の約50件から2025年には200件を超え、4年間で約4倍に急増しています。これまで中心だった「業務効率化（出荷・在庫データの自動連携）」に加え、最近では「データ分析」を目的とした活用が増えている点が特徴です。
- 業務効率化：Shopify等のカート連携や、社内システムとの自動連携で入力ミスや作業時間を削減。
- データ分析：全チャネルの売上・在庫を一元化し、在庫最適化や経営ダッシュボードの構築。
特に月間出荷件数が多い企業様ほどAPI利用率が高く、Shopifyプラグインを独自開発して「予約販売時のマイページ配送状況確認」を実現するなど、高度なカスタマイズ事例も共有されました。
待望の新オプション機能：「在庫区分」と「需給モニター」
多くのEC事業者様が抱える「在庫管理」と「発注」の課題を解決する、2つの新機能についても詳しく解説しました。
※いずれの機能も有料化を予定してます。
① 在庫区分機能（限定トライアル提供中、正式リリースにご期待ください）
「通常販売用と卸販売用」「自社EC用とECモール用」など、同じ商品でも販路や販売方法によって在庫を分けて管理したいというニーズに対応します。
これまでのようにSKUを分けたり倉庫を分けたりする必要がなくなり、一つの商品に対して複数の在庫区分で管理する運用が可能になります。
② 需給モニター（需要予測）（β版提供中）
「いつ発注すべきか」「在庫はあと何日もつか」を自動モニタリングする機能です。経験と勘に頼りがちだった発注業務を、過去のデータに基づいてサポートし、欠品や過剰在庫のリスクを低減します。
物流トレンド：繁忙期の傾向と変化
セミナーの中では、直近の物流トレンドについても共有がありました。
2025年の特徴として7月からLOGILESS連携がリリースされた「TikTok Shop」の急成長が挙げられます。
これまで主要チャネルの一つだった国内のカートを上回る勢いを見せており、EC物流の構造変化を感じさせるデータとなりました。
また、ブラックフライデーや年末商戦（特におせち料理などの年末商材）に向けた出荷ピークの傾向や、システム負荷対策についても共有しました。
ユーザー懇親会レポート
セミナー終了後は、ユーザー様同士、そしてLOGILESSメンバーを交えた懇親会を開催しました。
今回は、創業当初は田中1人だった開発・サポート体制が、エンジニア10名・サポート8名体制へと拡大した現在のLOGILESSチームも参加。
「開発担当者に直接、APIへの要望（返品自動化など）を伝えられた」「他社のAPI活用事例が参考になった」といった声が聞かれ、活発な意見交換が行われました。
特に「在庫区分」や「需給モニター」については、各社の具体的な運用に当てはめた深い議論が交わされ、ユーザー様同士でもノウハウの共有が自然と生まれました。
ご参加者の声
アンケートでは、セミナー・交流会ともに「非常に良かった」と高い評価をいただきました。いくつか代表的なお声をご紹介します。
「ロジレスのスタッフの皆さま、エンジニアの皆さまと直接お話しする機会をいただき、大変有意義な時間となりました。また、ロジレスをご利用されている事業者の皆さまと横のつながりを持つことができ、日々の業務で感じられている課題や取り組みについても伺うことができ、非常に貴重な学びとなりました。」
「他社さまに貴重なお話を伺えて、大変実りのある時間でした。ロジレスのみなさまともご挨拶できてとても嬉しかったです。貴重な機会をいただきありがとうございました！」
最後に
第二回ユーザー交流会も、皆様のおかげで盛況のうちに幕を閉じることができました。
LOGILESSは単なる効率化ツールにとどまらず、皆様の事業成長を支える「データ活用基盤」として進化を続けてまいります。今後もユーザー様にとって有益な情報提供や交流の場を企画してまいりますので、どうぞご期待ください！
