EC事業者様の受注管理業務もラクにできるLOGILESS利用を推進

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もくじ

企業情報 

企業名株式会社For needs
事業内容総合アウトソーシング事業
物流代行事業 など
倉庫数関東:4倉庫+1拠点(保管のみ)
関西:1倉庫 
物流人員体制社員:約30名
アルバイト:約60名
月間対応荷主数約100社
月間出荷対応件数8~10万件
対応案件通信機器等:60%
アパレル:20% 
その他:20%
対応モデルBtoC:90%
BtoB:10%
LOGILESS導入時期2020年7月
EC物流における課題「受注管理業務もラクにしたい」というEC事業者様のニーズを満たせるシステムがなかなか見つからなかった
LOGILESS導入後の成果EC事業者様の毎日の情報共有のための業務工数を無くすことができたことに加え、庫内業務の案件処理能力も4倍になり、生産性が大幅に向上

取材者プロフィール

株式会社For needs 第1事業部 第1ロジスティクス部門 課長 金子 伸之介

株式会社For needs

第1事業部 第1ロジスティクス部門 課長
金子 伸之介 氏

1992年生まれ。神奈川県川崎市出身。高校卒業後、某通信会社に営業にて4年間勤務。アウトソーシングの業界に興味を持ち、2015年4月に株式会社For needsに入社。総合アウトソーシング 物流部門営業担当。

LOGILESSを導入するまで

2年前にEC案件対応を開始したが、SKUが多すぎて庫内オペレーションが破綻

僕らは元々通信機器主体のBtoC案件を中心に対応する物流倉庫だったのですが、2018年頃から、EC案件も積極的に受け始めました。通信機器はSKUも5種類程度で、シリアル管理のため発送オペレーションも難しくありません。一方EC案件は、SKUは300種類以上が基本で、案件ごとにピッキングし確認しながら梱包していく必要がありオペレーション難易度が高めなので、始めた当初は毎日あたふた対応していました。

EC案件の対応を始めて数か月経ち、月間1万件ほど出荷件数のスポーツ用品案件を新規で始めた際に、庫内オペレーションが破綻してしまったんです。当日の出荷が終わっていないのに、次から次へと補充の商品の入荷が来てしまう。どの注文が発送済で、どの注文が未発送かが全く管理できていない状況で、毎日深夜まで確認作業を行う日々。現場のメンバーもどんどん疲弊していきました。そんな状態が一か月ほど続き、一刻も早くこの状況を改善しないといけないということで、あるWMS(倉庫管理システム)を導入することに決めました。WMSを導入したことで、作業進捗の可視化ができ、なんとか状況を改善することができました。業務時間内にきっちり仕事が終わるようになりましたし、WMSをうまく活用することで、庫内の業務効率が各段に上がるという実感も持つことができました。

LOGILESSの導入を決めた理由

あるお客さまがこぼした「受注管理もラクにしたい」という要望に応えたかった

EC案件も順調に増えてきていた2019年頃。アパレル商材ECサイトを運営されている企業様から物流代行の新規案件のご相談を受けました。その商談の際にお客さまが言っていたのが「受注管理の業務も負担が大きいんだよね。一緒に任せられない?」という言葉。よくお話を聞いてみると、注文情報のCSV作成・倉庫への情報共有の作業など毎日発生する業務が非常に多く、作業コストはもちろん、ミスができない業務なので精神的な負荷も高いことが分かりました。

僕らの会社の企業理念は「ありがとうと言われる企業であること」なんです。常にお客さま第一に考えているので、業務内容のカスタマイズや、情報連携のお時間、利用システムなど、僕らで叶えられるご要望なら何とか実現したい。今回の案件でも「お客さまの受注管理業務を何とかラクにしたい」という想いで検討をスタートしました。

株式会社For needsの企業理念「ありがとうと言われる企業であること」

数種類のシステムを比較検討する中で、OMSとWMS一体型のLOGILESSを知った

まずはお客さまからのご要望を満たせるようなOMS(受注管理システム)が無いかシステムの比較検討から始めました。調べ始めて気付いたことなのですが、OMSを導入した場合、受注管理の業務はラクになるのですが、倉庫側が別のWMSを使っていると、注文情報CSVを毎日受け渡すという作業はどうしても残ってしまうんです。「OMSとWMSが繋がって、リアルタイムで注文連携されていたら皆幸せになれるのに…」と何度も思ったのですが全然見つからず。途方に暮れていたタイミングでLOGILESSを知り、「まさに求めていたシステムだ!」と思いました。

開発等は不要でコスト面のメリットも大きく、すぐに導入を決定

WMSを自社開発している倉庫事業者様は自分たちの使っているシステムを変えたくない場合も多い思うのですが、僕らは毎回お客さまのニーズに合わせて利用システムや体制をフラットに検討しているため、迷うことなくLOGILESSを導入することに決めました。導入にあたっての開発や追加費用が必要なかったこと、OMS・WMS一体型のシステムなので2システムを利用する場合と比較して月額コストが約半分で済むことも決断の後押しになり、お客さまにLOGILESSのことをお話しすると利用を快諾してくれました。

LOGILESSを導入してから

通常案件の4分の1の人的リソースで安定運用を実現

お客さまの「受注管理の業務をラクにする」目的で導入したLOGILESSですが、僕らの業務にも劇的な変化がありました。そのお客さまの案件は現在2名2時間ほどで対応しているのですが、一日の出荷件数は約200件。LOGILESSを利用しない場合には50件程度なので、4分の1の人的リソースで対応できています。土日や深夜でもリアルタイムの注文情報連携が行われているので、朝出社してすぐに出荷作業が行えるのも画期的だと思います。

社員教育の工数が大幅に削減できた

当社が昔からお受けしている案件では、独自WMSを利用して業務行っているケースもあるのですが、案件ごとに画面UIが違ったり、出力項目や発送ロジックが複雑にカスタマイズされており、システムを構築した担当者以外がその会社のシステムをアップデートすることが難しいという課題もあります。LOGILESSは一度システムの使い方を覚えてしまえば、データベースやアクセスの知識ゼロでも個社ごとの対応カスタマイズを行えます。新入社員が色々なことを覚える必要がなくなるのでスムーズに教育研修が進むという点は、導入前には想像していなかったメリットでした。

LOGILESS活用を含めて提案することで、EC事業者様のサポートを強化できている

現在当社にいただいたEC案件についてはほぼ全て、LOGILESS利用をご提案するようにしています。僕らも魅力を感じていますが、それ以上にEC事業者様のメリットが大きいと感じているからです。EC事業者様の受注管理の業務がなくなることで、本来時間をかけるべき販売促進活動に時間を使えるようになること、これが一番の価値だと感じています。これからもさらに多くのEC事業者様のビジネスを支え、いつか「江戸川区一の物流倉庫だね」と言っていただけるような企業を目指したいと思っています!

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