最近ECサイトでのネット販売が盛んですが、国内発のecforceも注目を集めています。
ecforceでは、ECサイトの立ち上げから運用、売上の最大化までに必要な機能が数多く搭載されています。スタートアップから中小企業、大企業など、さまざまな規模のECサイトで導入されています。
また販売用カートシステムの提供だけでなく、ECサイトのマーケティング支援やコンサルティングまでトータルでサポートしているところが特徴的です。また自社ブランドでも、D2Cブランドの商品を数多く企画開発しているのが強みで、販売メーカーとしての経験もECサイトの売上向上支援に活かされています。
本記事では、ecforceについて、その主な機能やメリット/デメリットからショップ開設手順まで解説します。
ecforceとは
ecforceとは、株式会社SUPER STUDIOが提供している日本発のECサイト用ネットショップです。
ECサイトやサブスクなどの立ち上げに必要な様々な機能が搭載されており、特にD2Cに特化した構築システムが提供されています。
ecforce導入実績は、約1000ショップ程度で導入企業の平均年商は2億円以上となっています。特徴としては、小規模なECサイトから大規模なECサイトまで幅広く対応が可能です。このため日本国内で想定されるあらゆるECビジネスをサポートしています。
ecforceは自社でも、マヨネーズ、スニーカーといった商品を自社D2Cブランドとして企画、販売しています。このため、販売メーカーとしての経験やノウハウを、自社ECサイトの構築・運用にも役立てられるというメリットがあります。コト、モノにかかわる全ての顧客体験の最大化を目指してECをアップデートしており、累計流通総額が1,000億円を超えています。
ecforceの最大の特徴は、「ECサイトの構築」「売り上げの最大化」「運営体制の最適化・効率化」など一貫した事業サポートです。これからのECシステムに必要不可欠なマーケティングとサブスクリプションという、2つの側面から機能強化を行っている点もecforceの強みです。
近年D2Cブランドによる「コスメ」「健康食品」分野においては、定期購入やサブスクリプションの機能が非常に大切です。日本人に好まれるサブスクリプションの機能などは複雑化しており、日本の商習慣に合った、定期販売などの機能を備えていることが重要な選定ポイントとなっています。
ecforceの主な機能
ecforceでは、株式会社SUPER STUDIOが提供する自社サーバーが不要のASPカートシステムを展開しています。ecforceには、ECサイトの運営に欠かせない機能や役立つ機能が数多く搭載されており、ecforceの代表的な機能について紹介します。
EC機能
EC機能とは、商品の管理、販売、受注管理、サイトページの作成といったECサイトを構築・運営するうえで中心となる機能です。
ecforceでは、基本的なEC機能が完備されています。またECサイトのページを構築するとき、専門的な知識が無くてもデザインテンプレートを使用して簡単に作成することができ、初心者にも簡単に操作が可能です。
セット販売機能
セット販売機能とは、ユーザーが商品を購入する際に商品のセット内容を自由に選択できる機能です。
定期通販での購入後でも、購入者自身がマイページから次回配送の内容を自由に変更することができるので、定期通販での自由度が高くなります。また定期販売の商品をセット販売することもできるというメリットもあります。
またecforceには購入率を高める施策として、商品オファー機能といったLPO(Landing Page Optimization:ランディングページ最適化)機能も用意されています。
チャット型入力フォームやワンクリック決済の確認画面スキップなど、顧客満足度向上につながる機能も利用することができます。
クーポン機能
顧客満足度に密接に関連するクーポン機能を活用することもできます。
自社ECサイト内で利用可能なクーポンの発行が可能となり、利用回数や対象SKU、有効期限なども設定可能です。さらに細分化したセグメントの顧客に対して、適切なクーポンを活用した施策を打つことが可能で、自社サイトでの売上にも大きく貢献できます。
広告管理・CS機能
広告管理機能では、媒体ごとに専用の広告タグコードを設定した広告URLを発行することができます。
そのため広告URL毎にCVRや継続率といった様々な分析を行うことが可能です。広告URLのABテスト機能も標準で搭載されているためマーケティングに活用することができます。
またCS機能では顧客情報を管理・確認することが可能です。
1つの画面で顧客の基本情報、受注情報、問い合わせ情報などの更新からメールの送信まで、さまざまなことが可能でカスタマーサポートの業務効率を大幅に改善します。
パーソナライズ機能
顧客の購買データはもちろん、それぞれの個性を分析できるパーソナライズデータを紐づけて一元管理することも、ecforceでは可能です。パーソナライズデータを活用すれば、顧客の特徴や傾向をもとに、よりマーケティングの精度を高めることができます。
ecforceのメリット
ecforceには、ECサイトの売上向上にもつながるいろいろなメリットがあります。
国産サービスでサポートが充実している
ecforceは、国内発の事業者であり、ECサイトの立ち上げからカスタマイズまで細かく対応しています。
サポート体制が充実しているサービスであり、ECサイトをあらたに構築したいという方におすすめの事業者です。国産サービスということもあり、日本語で完全対応している点も安心です。
マーケティングからサプライチェーンまで幅広い知識を有するプロによるサポートや、さらにパートナーの紹介など、事業拡大のための支援も可能です。このためEC業界でも最高品質のサポート体制は、大きな特徴となっています。
オペレーションが自動化できる
ecforceでは、自動シナリオを登録すると、受注内容が特定の条件に該当したときに、自動でメール送信や対応状況の変更といったオペレーションを行ってくれます。
この機能を使えば、特定の商品を購入した場合に、商品の使い方やセール情報などを記載したステップメールを配信するといったことも可能です。
シナリオ登録でオペレーションを自動化することにより、運用コストの大幅な削減と、オペレーションの品質向上というメリットが期待できます。
システムのアップデート頻度が早い
ecforceは、技術力の高い自社エンジニアによって、月平均20~30ヵ所のシステムアップデートをほとんど毎月実施しています。つねにECサイトが最適化されるというメリットがあり、さらに新たな機能が追加されることは非常に効果的です。
ECサイトとして最新機能を搭載している
ecforceを利用するメリットとして、さまざまな最新機能を搭載していることもあげられます。
たとえば、チャット型接客ツール「talkmation」は、シナリオ設計型自動チャットと、自社ECサイトに訪問したお客様の会話データを分析し、カスタマーサポート業務を効率化することも可能となります。
またパーソナライズシステム「1d color」は、自動でECサイトに訪問したお客様へアンケート形式の質問を行い、その属性や購買、行動履歴などをもとに、一人ひとりに最適な商品を提案することもできます。
広告・購買測定機能が優れている
広告効果の測定機能が優れていることも、ecforceの大きなメリットです。
ecforceでは、媒体ごとに専用の広告タグコードを設定した広告URLを発行できます。各広告URLは、CVRや継続率など、さまざまなデータを分析することが可能です。広告URLのA/Bテスト機能を活用すれば、ECサイト運用成果をより高めることができます。
また購買分析機能も充実しており、売上分析や定期継続率分析、アトリビューション分析といった機能が課題分析に役立ちます。データにもとづく客観的な分析と改善を繰り返すことが、ECサイトの売上伸長につながります。
ecforceのデメリット
ecforceのデメリットについても、以下に解説します。
初期費用がかかり料金が高め
ecforceはいずれのプランでも、初期費用がかかるという点があります。
機能やサポートは非常に充実しているため、初期投資に見合うコストパフォーマンスが見込めるかどうかを踏まえて検討するようにしましょう。
Shopifyなどのように初期費用なしで利用できるサービスもあるため、コストを抑えて運用開始したい場合は、比較検討することも大切です。
高度な機能化が難しい
他のECサイトにもいえますが、独自機能やカスタマイズを実装するためには、ウェブ開発やプログラミングの専門知識が求められます。
またテンプレートの数が少ないため、デザインに制限が出る場合があります。
ecforceでのショップ開設手順
ecforceでのショップ開設手順についてもまとめました。
1.管理画面を発行する
ecforce管理画面を発行するために、まず必要な対応事項を確認します。
2.初期設定をする
ecforceの管理画面にアクセスするアカウントを作成します。とくにセキュリティ上、1つのアカウントを全員で使い回すことは推奨していません。
また会社概要の入力や管理画面内の表示条件設定などを行います。さらに、特別商法取引法・利用規約・プライバシーポリシーを設定します。これらは、決済代行会社の審査においても設定が必要な項目となります。
ecforceでは消費税の端数が発生したときに、四捨五入か切り捨てにするかなどの設定も可能です。ショップの運用に合わせて自社で設定しましょう。最後に、購入者にメールを送る際の送信元メールアドレスや、送信メールサーバーの情報も設定します。
3.商品の販売準備をおこなう
自社商品について、商品名や価格、さらには画像を設定することが大切です。
とくにカート画面に商品を保持する時間や商品購入後の動作について設定します。
EFO(入力フォーム最適化)を行うことで、スムーズな購入導線できます。このようなスムーズな購入導線は、CVR向上にもつながります。
次に、購入フォームで選択できる支払い方法や、商品発送時に利用する配送業者を設定します。商品を販売するページ(LPやSHOPページ)も作成します。ショップページはテーマカスタマイズ機能で、ノーコードで作成することが可能です。
設定がすべて完了したら、テストで商品を購入してみます。問題なく購入できるか、販売ページにデザインの崩れはないか、入力しやすいフォームになっているかを確認します。
4.出荷作業を予行演習する
受注作業が実施された後に、どのような手順で出荷をして売上するか確認しましょう。
倉庫とCSVで受注データ(出荷指示データ)をやりとりする準備をしておきます。またecforceの管理画面から発送する受注を検索してみます。検索した受注は、CSV出力して倉庫に連携を確認します。
5.受注・定期受注の操作方法を確認する
倉庫での出荷作業が完了したら出荷済データのCSVをecforceに取り込んでみます。またCSVを取り込むときに同時に売上処理をすることが可能です。
作成された受注に対して、出荷前に発送予定日や配送予定日を変更する場合の操作方法を確認しておきます。定期の次回商品を別の商品に切り替える方法も確認します。なお商品の追加や削除も可能です。
また次回の支払い方法を変更する方法を確認しておきます。一部変更後の商品として、選択できない支払い方法もありますので、併せて確認します。最後に、作成された受注の取り消しや、次回以降の定期受注のキャンセル(解約)するための操作方法を検討しておくことも大切です。
ecforceでの決済方法
対応しているオンライン決済方法が複数あることも、eforceのメリットのひとつです。クレジットカード(一括・分割・リボ)、後払いのほか、PayPay、Amazon Pay、楽天ペイ、PayPalなど、多彩な決済方法を選べます。
ただしecforceに決済機能を導入する際、決済手段によっては決済代行会社への申込みと審査が必要です。各決済代行会社への申込みの前に、ecforceへの申込みやECサイトの構築を進めておくとスムーズでしょう。決済代行会社の審査が完了したら、購入試験を経てECサイトのリリースが可能になります。
なおecforceで新規ECサイトを立ち上げる場合、専任のサポートが利用できます。また、ECサイトやLPの構築、初期設定はecforceの代行サービスを利用することも可能です。プランにより代行サービスの内容が異なりますので事前に確認してください。
まとめ
ecforceについて、その主な機能やメリット/デメリットからショップ開設手順まで解説しました。
最近ECサイトでのネット販売が盛んですが、国内発のecforceも注目を集めています。
ecforceでは、ECサイトの立ち上げから運用、売上の最大化までに必要な機能が数多く搭載されています。スタートアップから中小企業、大企業など、さまざまな規模のECサイトで導入されています。
本記事が、今後ecforceの活用を検討しているみなさまのお役に立てば幸いです。
(以上)

