宅急便料金はいくら?サイズ別・業者別の料金表と賢い選び方を解説

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「宅急便を送りたいけれど、どの業者が自分の荷物に合っているかわからない」と感じている方は多いのではないでしょうか。業者ごとに料金体系や対応サイズが異なるため、比較せずに選ぶと余分なコストが発生することもあります。本記事では、ヤマト運輸・日本郵便・佐川急便を中心に、サイズ別の料金・割引サービス・業者の選び方までわかりやすく解説します。

この記事の結論

  • 宅急便の料金はサイズ・発着地・支払い方法によって大きく変わる
  • ヤマト運輸は2025年10月1日より120サイズ以上の届出運賃を改定している
  • 持ち込み割引やデジタル割など複数の割引を組み合わせることで、料金を抑えられる
もくじ

宅急便とは?基本的な仕組み

荷物を集荷または持ち込みにより受け付け、全国の届け先へ配達するのが宅配便の基本的な仕組みです。

サービスの基本的な仕組み

「宅急便」はヤマト運輸の登録商標ですが、一般的に各社の宅配便サービスを指す言葉として広く認識されており、料金は荷物の3辺合計(縦・横・高さ)をもとにしたサイズ区分と、発着地の組み合わせで決まります。

サイズ区分の考え方

各社共通して、3辺合計のサイズと重量の両方を確認し、いずれか大きいほうの区分が適用されます。例えば3辺合計が60cm以内でも、重量が規定を超えると上位サイズの料金が適用されるでしょう。

発送前にサイズと重量の両方を計測しておくと、意図せず上位区分に入るリスクを防げます。

料金に影響する主な要素

宅急便の料金に影響する要素は以下の通りです。

荷物のサイズ(3辺合計)

60・80・100・120・140・160・170~200サイズなど(業者によって上限サイズが異なる)

荷物の重量

各サイズに上限重量が設定されている

発着地の地帯区分

近距離ほど安く、遠距離になるほど高くなる

支払い方法・発送方法

持ち込みやキャッシュレス決済で割引が適用される場合がある

オプションサービス

 クール便・時間指定・代引きなどは追加料金が発生する

主要業者のサービスと料金|3社を比較

ここでは、ヤマト運輸・日本郵便・佐川急便の料金体系を見ていきましょう。

ヤマト運輸(宅急便)

ヤマト運輸の宅急便は、全国一律の翌日配達ネットワークを軸としたサービスです。2025年10月1日より、120サイズ以上の届出運賃が改定されており、最大750円の引き上げとなっています。

以下は関東発・関東着の基本料金(現金決済・税込)です。

対象商品サイズ2025年10月1日以降の料金差額
宅急便コンパクト650円改定なし
宅急便60サイズ940円改定なし
宅急便80サイズ1,230円改定なし
宅急便100サイズ1,530円改定なし
宅急便120サイズ2,040円+190円
宅急便140サイズ2,630円+440円
宅急便160サイズ3,020円+510円
宅急便180サイズ3,680円+620円
宅急便200サイズ4,470円+750円
ゴルフ宅急便キャディバッグ規格3,020円+510円
スキー宅急便板規格3,680円+620円

※沖縄県発着は本改定の対象外です。

改定幅は全体で約3.5%ですが、サイズや届け先によって改定率は異なります。200サイズは改定前の3,720円から4,470円へと大きく引き上げられており、大型荷物を定期的に送る方は事前の料金確認が必要といえるでしょう。

日本郵便(ゆうパック)

日本郵便のゆうパックは、全国の郵便局・コンビニから差し出せるサービスで、利用できる場所の多さが特徴の1つです。最大サイズは3辺合計170cm以内・25kgまでで、25kgを超え30kg以下の荷物は「重量ゆうパック(基本運賃+560円)」が利用できます。

以下は東京発の基本運賃(税込)です。

サイズ東京→東京東京→近畿(大阪等)東京→北海道・九州
60サイズ820円990円1,410円
80サイズ1,130円1,310円1,710円
100サイズ1,450円1,620円2,020円
120サイズ1,770円1,940円2,340円
140サイズ2,120円2,300円2,680円
160サイズ2,450円2,610円3,010円
170サイズ3,000円3,750円4,140円

東京発・東京着の60サイズ820円は、公式ソースで確認できる主要業者の中で比較的安い水準です。 また、郵便局アプリを使った「ゆうパックスマホ割」を利用すると、全サイズ一律で基本運賃から180円引きとなります。

佐川急便(飛脚宅配便)

SGホールディングスグループの佐川急便は、飛脚宅配便を中心に法人・個人向けのサービスを展開しています。関東発・関東着の通常配達料金(税込)は以下の通りです。

サイズ重量上限料金(税込)
60サイズ2kgまで910円
80サイズ5kgまで1,220円
100サイズ10kgまで1,520円
140サイズ20kgまで2,180円
160サイズ30kgまで2,440円

飛脚クール便の付加料金は、飛脚宅配便の基本料金に追加する形で設定されています。公式サイトで確認できるクール料金は以下の通りです。

サイズ重量上限クール料金(税込)
60サイズ2kgまで275円
80サイズ5kgまで330円
100サイズ10kgまで440円
140サイズ20kgまで880円
140サイズ30kgまで1,320円

60サイズのクール便を関東内で送る場合、飛脚宅配便910円にクール料金275円を加えた合計1,185円が目安となります。

サイズ別の料金比較|どの業者が安い?

ここでは、同一条件での料金差を見ていきましょう。

60~100サイズの比較(関東・東京発、同一地域着)

小~中型の荷物では業者間の料金差は比較的小さいものの、発送頻度が高いほど積み重なります。以下は各社の同一地域内の基本料金比較です。

業者60サイズ80サイズ100サイズ
ヤマト運輸(宅急便・関東→関東)940円1,230円1,530円
日本郵便(ゆうパック・東京→東京)820円1,130円1,450円
佐川急便(飛脚宅配便・関東→関東)910円1,220円1,520円

日本郵便は同一エリア内の料金で3業者の中で最も安い水準となっています。ただし、料金だけでなく配達速度・補償内容・時間指定の可否も含めて選ぶことがポイントです。

140~160サイズ以上の比較

大型荷物ではヤマト運輸の2025年10月改定の影響が大きく、業者間の料金差が広がっています。

業者140サイズ160サイズ
ヤマト運輸(関東→関東・2025年10月改定後)2,630円3,020円
日本郵便(東京→東京)2,120円2,450円
佐川急便(関東→関東)2,180円2,440円

160サイズを関東内で送る場合、ヤマト運輸3,020円に対して日本郵便は2,450円、佐川急便は2,440円です。大型荷物を頻繁に発送する場合、業者選択がコストに直結することがわかります。

東京から大阪への料金比較

発着地が異なると料金差がさらに広がります。東京発・近畿(大阪等)着の場合、日本郵便の基本運賃は60サイズで990円・140サイズで2,300円です。

ヤマト運輸・佐川急便の東京~大阪間の詳細料金は各社の公式料金シミュレーターで確認可能です。

割引サービスの活用|料金を抑える方法

複数の割引を組み合わせることでコスト削減が可能です。

ヤマト運輸の主な割引

ヤマト運輸では複数の割引制度を設けており、条件に応じて組み合わせることができます。

割引サービス割引額条件
持込割(クロネコメンバーズ)−150円/個ヤマト運輸営業所への持ち込み・会員登録が必要
持込割(一般)−100円/個営業所・コンビニ・取扱店への持ち込み
クロネコメンバー割10%または15%割引クロネコメンバーズ限定
にゃんPay12%割引クロネコメンバーズ限定
デジタル割−60円/個対象の発送方法で送り状を作成した場合
営業所受け取りサービス−60円/個受け取り場所に営業所を指定した場合
複数口減額制度−100円/個同一届け先に同時に2個以上送る場合
往復割引−200円/個往復宅急便利用時

※料金はすべて税込です。

例えば、クロネコメンバーズに登録したうえで営業所に持ち込み、デジタル割を適用すると、持込割150円+デジタル割60円で最大210円の割引です。割引の種類が多く組み合わせ条件も異なるため、ヤマト運輸公式サイトの「料金・割引を調べる」ページで事前に確認することをおすすめします。

日本郵便の主な割引

日本郵便のゆうパックにも複数の割引制度があります。

割引サービス割引額条件
ゆうパックスマホ割−180円/個(全サイズ)郵便局アプリでの決済
継続利用割引割引後運賃から−10%前月までの1年間に10個以上の発送実績がある場合
営業所受け取り指定−100円発送時に郵便局を受取場所に指定した場合
同一宛先割引−60円/個差し出し日から過去1年以内に同一あて先へ発送した際の「ご依頼主控(ラベル控え)」を持参して差し出す場合(件数は1回以上でOK・制限なし)

※料金はすべて税込です。

ゆうパックスマホ割は全サイズ一律180円引きのため、郵便局アプリを利用できる環境であれば積極的に活用可能です。継続利用割引と組み合わせると、さらに10%の割引が適用されます。

業者選びのポイント|用途別の選び方

荷物の特性に合わせた選択基準についても見ていきましょう。

荷物のサイズ・用途で選ぶ

60~100サイズの小~中型荷物は、日本郵便が東京~東京間で3業者の中では比較的安い水準です。 140サイズ以上の大型荷物については、2025年10月以降のヤマト運輸の改定幅が大きいため、日本郵便や佐川急便との料金差を事前に確認することが有効です。

クール便が必要な食品・生鮮品の発送では、佐川急便の飛脚クール便が公式サイト上で明示的な料金を確認できます。

発着地・配達エリアで選ぶ

発着地によって料金差は大きく変わります。日本郵便の場合、東京発・東京着の60サイズが820円である一方、東京発・北海道着は1,410円となり、同サイズでも約600円の差があります。

遠距離への発送が多い場合は、距離帯別の料金表を各社の公式サイトで必ず確認してください。

チルド・クール便が必要な場合

冷蔵が必要な荷物には、日本郵便のチルドゆうパックまたは佐川急便の飛脚クール便が選択肢となります。日本郵便のチルドゆうパックは60サイズで基本運賃に225円加算、80サイズで360円加算です。

佐川急便の飛脚クール便は60サイズで275円・80サイズで330円の追加となるため、サイズによって有利な業者が変わります。

まとめ

宅急便の料金は、業者・サイズ・発着地・支払い方法の組み合わせによって変わり、ヤマト運輸は2025年10月より120サイズ以上の届出運賃を改定しており、大型荷物の発送コストが変動しています。持込割やゆうパックスマホ割などの割引制度を活用することで、料金をさらに抑えることが可能です。発送する荷物のサイズ・頻度・届け先を整理したうえで、各社の公式サイトから最新料金を確認し、条件に合った業者を選びましょう。

この記事を書いた人

ロジレス編集部

ロジレス編集部は、EC事業者・倉庫事業者さまに向けて業務改善や売上拡大のヒントをお届け。 システムの効果的な活用方法から業界ニュースまで、現場目線で情報を発信しています。

※掲載内容は執筆時点の情報に基づいており、正確性や最新性を保証するものではありません。内容が誤っている可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

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