物流業務を年間600時間削減し、配送費も500万円カット。急成長するエンタメECの物流基盤をLOGILESSで再構築

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企業情報

企業名BEENOS Entertainment株式会社
事業内容アーティストやアニメなどのグッズの企画・開発・製造・販売からGroobeeを活用したECサイト構築、倉庫・物流業務などエンタメECに必要な活動を1ストップで提供
ホームページhttps://beenos-entertainment.com/
管理しているECサイト数約200
販売モデル自社サイト/ECモール
LOGILESS導入時期2023年8月
導入前の課題・事業成長に伴い、WMS(倉庫管理システム)に対して追加の個別開発が必要だったものの、スピード感の問題で断られることもあった。
・WMSを利用するメンバーや対応するサイトが増えたことで、より使いやすく、管理もしやすい運用体制に再構築する必要が出てきた。

導入後の効果
・オリコンチャートとの自動連携や直感的な操作性により物流部門の業務時間を年間で約600時間削減できた。
・「ロジレス便」を活用し、年間500万円の配送コスト削減とマルチモーダル化によってより確実に遅延なく配送できるようになった。
・使いやすいUIによって必要なデータに誰でも簡単にアクセスできるようになった。
・操作履歴追跡機能などにより管理体制も強化できた。

著名なアイドルグループをはじめ、アーティストやアニメ、キャラクターなど200以上の公式ECサイト構築・運営を手掛けるBEENOS Entertainment株式会社。 同社が提供するSaaS型ECサイト構築サービス「Groobee(グルービー)」は、エンタメECに特化した機能をワンストップで提供し、Groobeeだけで月間出荷件数は10万件近くに達しています。

事業が急拡大する中で、これまで使っていたシステムからLOGILESSに乗り換えることを決断し、月50時間の業務時間削減や年間500万円以上のコストカットを実現。LOGILESSを選んだ決め手やシステムリプレイスで大変だったことなどを赤裸々に語っていただきました。

取材者プロフィール

Groobee事業部

 マネージャー

 梶田氏 

Groobee事業部

 フルフィルメントDiv. 

 梶井氏

LOGILESSを導入するまで

事業成長と既存システムの限界

── まずは、BEENOS Entertainment様の事業について教えてください。

梶田氏: 私たちはBEENOSグループの一員として、エンターテインメント産業のDXとグローバル化を支援しています。 BEENOS Entertainmentとしては大きく2つのビジネスがあり、1つ目が「Groobee(グルービー)」です。Groobeeはエンタメ業界に特化したECサイトを初期費用0円で開設できるだけでなく、商品の企画からプロモーション、物流業務までエンタメのEC運営に必要な業務をワンストップでサポートするサービスです。2つ目は、「chord(コード)」というアーティスト等のイベントや各種特典の応募をスマホやパソコンから行える応募抽選サービスで、こちらも様々なアーティスト様を中心にご活用いただいております。

── LOGILESS導入前、現場ではどのような課題を抱えていたのでしょうか?

梶田氏:以前は倉庫さんに紹介してもらった別のWMS(倉庫管理システム)を使用していましたが、事業が拡大し、管理するサイトや物量が増えるにつれて、機能不足を感じるようになりました。追加開発も検討したのですが、希望のスピード感では対応が難しい状況でした。

梶井氏:もう少し具体的に言うと、見たい数字などのデータが見辛い状況でした。私たちフルフィルメント事業部以外の操作に慣れていないメンバーに展開する場合、Excelに落としてから見やすいようにデータを加工するなどの作業が必要でした。もう一つは、店舗が増えてきたことで、在庫の管理が煩雑になり、全体の数値管理が難しくなっていたのも課題でした。

LOGILESS導入の決め手

エンジニアも含めたロジレスの伴走体制

── どのようなきっかけでロジレスを知りましたか?

梶田氏:パートナーである倉庫さんが紹介してくれたことで知りました。

── 数ある会社の中で、なぜ“ロジレス”を選んだのでしょうか?

梶田氏: 最大の理由は、単なるツールベンダーとしてではなく、「課題解決に伴走してくれるパートナー」としての姿勢でした。これまでのシステムは要望がある場合に倉庫さんを通してやり取りする必要があったが、 ロジレスはエンジニアの方も同席し、私たちの課題に対して「一緒にやっていきましょう」という姿勢を見せてくれたことが大きかった。自分達もカートシステムを構築していることから、開発ありきのビジネスにおいて、エンジニアなどの開発者と直接対話しながら進められる安心感が決定的な要因でした。

梶井氏:あとは、当時の担当者に「ロジごま」が可愛いとハマったこともあると思います。(笑)

── 「ロジごま」が決め手の1つになったという声は初めて聞きました。(笑)

  製品やサービスとしての決定要因はいかがでしょうか?

梶井氏:機能として決定要因となった大きなものは、「オリコンチャートとの自動連携」です。オリコンチャートへの売上報告を毎日する必要があり、倉庫さんと手動でこれまでは行っていましたが、LOGILESSで自動化することができました。ここはどうしても実現したい部分だったので、開発してもらえて助かりました。

梶田氏:もう一つは「ロジレス便」のご提案です。僕らは「ミスをしない」というような守りの要素が強い中で、ロジレス便を活用することで、確実に商品を届けるためのマルチモーダル化とコスト削減という攻めに繋がる新しい提案をもらえたことも他のシステム会社とは違って良かったです。

──システムリプレイス中に大変だったことはありますか?

梶田氏:当時システムの利用者側だった私自身としては使い慣れたシステムから変わることに対してマイナスの印象でした。

ただ、実際に触ってみると意外と簡単に使うことができ、1〜2週間で慣れることができました。あとは、弊社のLOGILESS推進担当者がマニュアルを作ってくれたことも大きかったです。

梶井氏:既存システムからLOGILESSにデータを移行する作業は大変でしたね。マンパワーでやらざるえない部分もあるかと思いますが、当時は何日かかけてロジレスや倉庫さんと一緒にやった気がします。ただ、先日の倉庫追加によるデータ移行では数時間で完了できたので、処理速度などLOGILESS自体のスペックもどんどん進化しているなと感じますね。

あとは、先ほど梶田からもあった弊社のLOGILESS推進担当者が「この作業をするときにこうなっていたらOK」というようなテストシートを用意してくれたことが大きかったです。

──なるほど、確かにテストシートがあると検証しながら進めることができますね。

 「ロジレスで問題ない」と信頼して使ってもらうためには、もっとどのようなことがあったら良かったですか?

梶井氏:部署によっても違う気もしますね。私たちフルフィルメント事業部は従来のシステムも触っていたので、実際に触ってみてどうかというのが信頼する上で一番大事だった。一方で、あまりシステムに慣れていない部署や担当者向けには、マニュアルなどを整備して順番にやっていく方が良いと思います。

梶田氏:あまりシステムに詳しくない現場担当者などからすると「UIが見やすくてちゃんとしているところ」と「サクサク動く」という2点がLOGILESSのシステムとしての信頼に繋がりましたね。私たちはエンタメ商材を扱っていることもあり、何かトラブルがあった場合、1秒でも早く解決しないといけない場面があるので、スピードと使いやすさはすごく重要です。

LOGILESS導入の効果

誰もが使えるシステムと「年600時間の削減」

── 実際に導入してみて、どのような効果がありましたか?

梶井氏:個人的には感覚的にいろんな作業ができるのがLOGILESSの良かったところです。例えば、CSVをあげて他のシステムと繋ぎ合わせるというような作業もやりやすくなりました。フルフィルメントチーム全体としては、履歴を追える機能がとてもありがたい。誰がこのデータをあげて、どのような作業をしたかなどを確認できるので、管理もしやすくなりました。

梶田氏:定量的な成果としては、オリコン連携の自動化や操作性の向上により、物流部門での業務時間を月50時間ほど削減できました。 また、LOGILESSはUI/UXが直感的で分かりやすいので、物流担当ではないディレクターも在庫状況をその場ですぐに確認できるようになりました。そのため、お客様とのコミュニケーションもより円滑になりました。

後は、導入時に提案いただいた「ロジレス便」の活用により、年間で約500万円の配送コスト削減を実現しました。また、空輸によるリードタイム短縮やマルチモーダル化の推進により、配送遅延リスクを低減できる点も大きなメリットと感じています。

──業務時間を月50時間削減できたのはすごいですね!オリコン連携以外でもお役に立てている機能はありますか?

梶井氏:細かい部分ですがいくつかありますね。例えば、セット組機能や商品対応表機能を活用することで、エンタメ商材ならではのコンプリートセットや再販商品などの登録作業の工数を削減できました。他にも受注データの出荷伝票への連携や入荷情報の連携など、CSVのインポートについても感覚的に情報の紐づけができるので、弊社Groobeeの改修にもすぐに対応ができて助かってますね。あとは、特定の情報を持った受注や特別対応が必要なサイトでもマクロ機能を使うことで、アナログな作業なしで処理できることも、工数削減やリスク抑制にも貢献していますね。

今後の展望

エンタメ業界の物流課題を解決するシステムではなく、パートナーとして

── 最後に、今後の展望やLOGILESSへの期待をお聞かせください。

梶井氏: エンタメECでは、同じ商品でも「証紙(ライセンスシール)」の有無によって、良品・不良品交換用・販売用といった細かい区分けが必要になるなど特有の管理が必要になります。 今後は、こうしたエンタメ商材特有の細かい在庫区分や、複数ショップ・複数アーティストにまたがる在庫状況を、より視覚的に分かりやすく管理できる機能をLOGILESSさんと一緒に作り上げていきたいですね。

梶田氏: 私たちはEC構築から物流まで一気通貫で支援していますが、LOGILESSさんとは単なる受発注の関係を超えて、エンタメ業界の物流課題を解決するパートナーとして、今後も連携を深めていければと考えています。

── ありがとうございます!まさに「在庫区分」機能は今年予定のアップデートの中でも注目の機能になっています。こうした機能も活用しながら、今後もエンタメEC業界の物流課題を一緒に解決できればと思います。

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